余計なコストを発生させないために!物流担当者が重要視しておくべき在庫回転率と在庫回転期間

ワザモノ編集部

2020-09-11

在庫回転率や在庫回転期間という言葉をご存じでしょうか?これらは主に生産や小売・物流の現場などで使用され、経営においても重要視される指数です。今回は、この2つのワードの違いや、計算方法に関して解説を行っていきます。

 

在庫回転率と在庫回転期間の基本

在庫回転率

一定期間内に在庫がはける回数を表し、在庫がどの程度入れ替わっているかをチェックするための指標のことです。数字が大きいと在庫の入れ替わりが早いことを、数字が小さいと、在庫として倉庫に長く滞留していることを示します。

 

在庫回転期間

商品が入ってきてから、出ていくまでにかかる期間のことを指します。数字が小さほど商品が出ていくまでのスピードが早いことを、数字が大きいほど商品が出ていくまでのスピードが遅いことを示します。

 

在庫回転率が重要視される理由と計算方法

在庫回転率が重要視される理由

「在庫回転率」は、生産部門においても活用することができ、在庫回転率が高いほど、商品が倉庫に滞留する時間が短くなる確率のことを意味します。在庫の過小・過大は、経営に即座に直結する問題だからこそ、適正な在庫回転率を保持するために重要視される指標なのです。

 

在庫回転率の求め方

在庫回転率は、以下の式で求めることができます。

 

在庫回転率 = 売上原価 ÷ 棚卸資産

 

「売上原価」とは、仕入値のことです。

 

例として、原価100円の商品を、200円で販売した場合は以下のように表すことができます。

 

100円 = 仕入値 = 売上原価

200円 = 売上高

 

さらに、この商品が1ヵ月に1つのペースで1年間購入されたとすると、1年間の売上合計は以下のように求められます。

 

200円 × 12か月 = 2,400円

 

そして、同様に売上原価を計算すると、以下の通りとなります。

 

100円 × 12か月 = 1,200円

 

1年を通じ、商品が1つ売れるたびに新しいものを1つ仕入れていたとすると、1年を通じ平均して在庫となる商品は1つであるため、棚卸資産は、100円となり、在庫回転率は、以下のように求められます。

 

在庫回転率 = 1200円 ÷ 100円 = 12

 

この計算結果から、1年間のうちにこの商品が12回転したと判断することができるのです。

 

在庫回転期間が重要視される理由と計算方法

在庫回転期間が重要視される理由

在庫回転期間を見ることで、何日分・何か月分の在庫を抱えているかを知ることができ、また在庫をすべて消費するまでにかかる期間を把握することもできます。全ての在庫がお金に変わるまでにどのくらいの時間がかかるのか、行っている在庫補充が無駄ではないかといったことを確認できることも、重要なポイントです。

 

在庫回転期間の求め方

在庫回転期間の計算方法は以下の通りです。在庫回転率の分子と分母が逆になったもの(逆数)だということがわかります。

 

在庫回転期間 = 棚卸資産 ÷ 売上原価

 

在庫回転率の例と同じように考え方の例をあげてみると、原価100円で準備していた商品が1つあるとして、それが1年間の売上原価が1200円とした場合、場合の在庫回転期間は、下記のように求めることができます。

 

100円 ÷ 1200円 = 0.083

 

1つの商品が購入されるのに、0.08年、すなわち約1か月かかるということがわかります。

 

在庫回転率 = 出庫量 ÷ 平均在庫数

 

別の例で考えてみましょう。年間を通じ、1か月に平均200個出庫される商品があるとします。定期的にその商品を仕入れ、毎月末に在庫数を調べてみたところ約100個残っていたとする場合、在庫回転率は、以下の計算で「2」と算出することができます。

 

在庫回転率 = 200個 ÷ 100個 = 2

 

状況に応じて、適切な計算方法を選ぶことが重要です。

 

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在庫回転率と在庫回転期間は、企業のキャッシュフローや生産を管理する上で、非常に重要な数字です。これらをしっかりと把握することで、無駄な在庫を抱えないなどの改善をすることが可能となります。計算方法を覚え、経営や現場の改善に活用することが大切です。

 

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