自社に最適な物流センターを作り上げていく上で知っておくべき3つのこと

ワザモノ編集部

2021-01-27

スピーディーに「物」が届くことが求められる時代になっているなか、この「物」の「流れ」をスムーズに作り出すことが物流センターには求められます。ここでは、物流業務最適化のために知っておくべき、物流センターの種類や立地条件などを解説します。自社に最適な物流センターを築き、事業拡大や収益向上を目指しましょう。

 

ポイント1:物流センターの種類

 

自社にとって最適な物流センターを築き上げるためには、まず種類と役割を理解しておかなければなりません。

配送センター

配送センターは、商品の入庫や出庫をチェックし、仕分けやピッキングする荷役や輸送に特化したセンターの形です。主な役割は、エリア内をトラックで配送することになります。

ディストリビューションセンター(略称:DCセンター)

商品の在庫を「保管」することを目的としたDCセンターは、庫を保管・管理することが主な目的です。また、出荷業務や受注内容に合わせたピッキング、検品や梱包などの物流加工などの基本的な物流センターの機能も備わっています。

トランスファーセンター

DCセンターに比べて取り扱う商品は少なく、荷物の保管や管理は行いません。そのため、入出荷のスピードも速く、入荷したものはすぐに出荷の準備が行われます。

プロセスセンター

プロセスセンターは流通加工に重きを置いた物流センターです。物流加工に特化した設備や機械も揃っているため、物流センターより工場に近い形のセンターとなります。

デポ

消費者や小売店へ配達することが主な役割である、「デポ」と呼ばれる小規模の物流センターもあります。

 

商品や納品先の違いによってどの分野に重点を置くかで、どれほどの規模の物流センターを作らなければならないのかを決定します。

 

ポイント2:物流センターは立地も重要

 

物流センターをつくるためには非常に重要な要素となるのが、「立地場所」です。立地においては「生産立地型倉庫」と「消費立地型倉庫」の2つに分けることができます。

生産立地型

生産立地型倉庫は、生産している場所の近くに倉庫を配置している物流センターや物流倉庫のことを指します。生産地の近くに倉庫を置くことで、仕入先からの配送にかかる時間やコストを抑えることができます。

消費立地型

生産立地型倉庫が生産地の近くにある一方、消費立地型倉庫は、消費される場所の近くに倉庫を構えていることが特徴です。納品先の近くに倉庫を配置しているため、たとえ出荷のタイミングが遅れてしまった場合でも配送を間に合わせやすいというメリットがあります。

 

ポイント3:物流センターの7つの業務と流れ

 

実際にどんな業務をおこなうかもしっかり把握し、効率よく業務が行えるよう各業務場所の設置を工夫しましょう。

 

ここれは、物流センターの基本的な流れを、順を追って解説します。

入荷

商品や原材料を「入荷」します。送られてきた商品や原材料を受け入れる業務で、入荷伝票や納品書をしっかりと確認して商品やその数、製造日などに間違いが無いかをチェックします。

保管

入荷作業で仕分けられた商品は所定の場所で「保管」します。商品の種類や日付け、優先順位などによって定められた場所や棚に置き、管理がしやすいようにしていくのが保管の業務です。

 

過剰な在庫を抱えたりしないよう注意したり、保管中の商品の品質保持に努めなければなりません。ピッキングや仕分け作業が行いやすいように保管することで、次の業務がスムーズに行えます。

ピッキング

つづいては商品の加工や配送のために商品を保管場所から揃えるピッキングです。保管している商品の中から、伝票等に従って商品を取り出し揃えていく業務になります。

 

ピッキングは大きく2種類に分けられます。

 

・摘み取り方式……ピッキングリストにあるものを保管場所に取りに行く方法
・種まき方式……集約されたものを出荷先が決められた場所に配る

流通加工

ラベル貼りやタグ付けなどを行う事や、肉類や魚類などを解体して袋詰めしたり、商品をセット内容に合わせて箱詰めしたりするなどの加工を行う業務です。

 

既存の商品に付録やプレゼントをつけるなど、付加価値をつけたり、販売促進の効果も期待できます。

検品

質の良い商品を提供するために「検品」は欠かせない業務です。

 

出荷前に検品を行い、受注情報と相違が無いか確認します。不良品や類似品と間違えて納品してしまうケースや、数量を間違えているケースなどは信用に直接関係してくるので、特に重要な業務の一つです。

包装

扱う商品や目的に合わせて包装や梱包をしていく作業のことです。

 

たとえば、商品一つひとつを個別に包装したものを「個装」といい、商品の品質を守る目的があります。それを施した上で輸送をしやすくするため、まとめて梱包したものを「外装」といいます。

輸送

物流センターの最後の業務として「輸送」があります。「包装」や「梱包」された商品をトラックに積み込み、納品する業務のことです。

 

トラックを用いることが多く、長距離輸送の場合もあれば、近隣のエリアの配送の場合もあります。納品が完了するまで安全に、そして品質を守りながら届けるまでを担当します。さらに、自社が必要とする商品や原材料を引き取りに行く場合もあります。

 

輸送の業務は、物流センターの業務の始まりと終わりを担う重要な役割を持つということができるでしょう。

 

自社の業務と物流のニーズに合った物流センターを築こう

 

輸送にはじまり輸送で終わる物流センターの業務ですが、その間には物をスピーディーかつ正確に運ぶためのさまざまな機能、業務が組み込まれています。

 

自社のニーズに合った物流センターを築くことで、今後の事業拡大や収益向上にもつながってくることでしょう。

 

また、物流業界を取り巻く環境は日々変化しています。そのような時代の流れに合わせた物流センターを築きあげていくことも必要です。

 

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