マネジメントサイクルを回して物流クオリティに磨きをかける!物流のいまとPDCA・KPIの重要性

ワザモノ編集部

2020-10-09

インターネットが普及・進化し続けて、現在では現地に足を運ばなければ手に入らなかった珍味も、自宅にいながらお取り寄せできます。こんな便利な世の中を実現させたEC事業。そのベースを支えているのは「物流」です。

 

時代は物流にもクオリティの向上を求めており、対応できない企業は生き残れません。カギを握るのが「マネジメント・サイクル」です。ここでは物流のPDCAとKPIの重要性について解説していきます。

 

変わりつつある物流マネジメント

 

今までのマネジメントは、「現状の物流クオリティを守り続ける」ことに主眼が置かれてきました。もちろんクオリティの維持は大切です。しかしこれからのマネジメントは、それだけでは通用しません。では、何が欠けているのでしょうか。

 

進化論を編み出したダーウィンは『最も強い者が生き残るのではなく、最も賢い者が生き延びるのでもない。唯一生き残ることが出来るのは、変化できる者である』との言葉を残しています。

 

これは物流も同様で、現状のクオリティを守るだけでは生き残れない、環境変化への適応が求められているのです。そして、変化を促し物流が抱える課題解決の役割を担うのが「マネジメント」なのです。

 

いま、物流が抱える課題とは何か

 

では、マネジメントが解決すべき物流の課題にはどういった点が挙げられるのでしょうか。トレンドを交えながら紹介します。

 

人手確保が難しい中での物流サービス維持・向上

物流業界では、どこでも倉庫や配送などの人手確保に苦しんでいますが、一方でユーザーのニーズには応えなくてはいけません。人手が足りない中でも、品切れを起こさない、誤発送をしない、納期に間に合わせるなどサービス品質を低下させずに仕事を回さなければならないのです。

 

受注~着荷リードタイムの短縮

EC市場拡大とともに、もいち早く商品を届けて欲しいと思っているエンドユーザーは少なくありません。リクエストに応えるためには、高度な物流システムを築き上げ、受注から着荷までのリードタイムの短縮を加速しなければいけません。

 

取扱商品の多品種少量化・販路多様化への対応

EC市場ではさまざまな商品が取り扱われるようになり、ロングテールで少量のアイテムも少なくありません。同時にお取り寄せ通販の浸透などもあり、販路も多様化しています。

 

EC事業拡大に伴う物流量増加の吸収

国土交通省の「平成30年度宅配便取扱実績」によると、取り扱い個数は43.7億個におよぶといわれています。物流量増加に比例して、入出庫・ピッキング・配送といった業務もひっ迫しつつあります。

 

人材確保・作業者の労働環境改善・待遇向上

「仕事がきつい→人手が集まらない→ますます仕事がきつくなる」の悪循環から脱するためにも、労働環境改善・待遇向上は待ったなしの課題です。

 

物流クオリティを向上させるマネジメントサイクルとは

 

いまの物流の問題をどのように解決していくか、さらなる自社の発展をどうしていくかという問題を解決していくうえで核となるのが、PDCAのマネジメントサイクルです。

 

マネジメントサイクルでは、Plan(計画)→ Do(実行)→ Check(評価)→ Act(改善)を繰り返します。

 

この繰り返しサイクルは、同じところを回るのではなく、らせん状に回ることで、クオリティを向上させていきます。

 

つまりマネジメントサイクルを通じ、職場と仕事が成長(進化)し続けるのです。

 

ちなみにエクセレント企業・トヨタの「カイゼン」を支えているのも、このマネジメントサイクルなのです。

 

そして、PDCAサイクルの一番大切な部分が起点がPであり、PLAN構築に不可欠なツールがKPIなのです。

 

物流クオリティを向上させるために必要な目標設定の重要性とKPI運用のノウハウ

KPIが注目を浴びるわけ

企業活動における目標は、ただ「がんばろう」というお題目ではありません。達成できたかどうかで賞与や昇進にも響いて来るといった目標は職場において最大の関心事なのです。

 

ところで今までの目標といえば、「売上」が中心でした。日本経済が成長している時代は売上一辺倒でも通用しましたが、今や制度疲労を起こしています。このように、今までのように「売上」だけの目標では企業はこの先の発展はほとんどないと言えるでしょう。

 

KPIが物流現場にもたらすノウハウ

・モチベーションアップ・職場活性化につながる

同じ物流でも、配送・出庫・受注管理などセクション毎には壁ができがちです。KPIは物流の共通言語として機能し、現場でのコミュニケーションを促し、壁を取り払います。KPIを通じて社員の多くが「自分たちの活動が適切に評価されている」と実感できれば、モチベーションアップ・職場活性化につながるのです。

 

・現場の「見える化」を実現できる

物流現場の仕事はベテラン作業者によって属人化されがちで、ブラックボックスになりがちです。だからこそ現場の「見える化」をもたらすKPIが欠かせないのです。

 

物流KPI運用のポイント

現場でKPI浸透をすすめるには、以下の3点を肝に銘じましょう。

 

・現場が「腹落ち」するKPIを作りこむ

経営者やスタッフだけで決めるのではなく、現場が「腹落ち」するKPIを作りこみましょう。

 

・課題を見つけ解決につながるKPIを設定する

現場が管理できないほど、KPIを押し付ける事例が後を絶ちません。自社が抱えている課題をあぶりだし、解決につながるKPIを設定することが大切なのです。

 

・さまざまな人を巻き込んで運用することが大切

自社だけではなく営業部門・調達部門さらには得意先やサプライヤーなど、サプライチェーン全体を巻き込み構築していくことも現場へのKPI浸透へは大切な要素となります。

 

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