顧客の信頼獲得は「トレーサビリティ」に注目すべし!トレーサビリティ構築で品質保証体制をとろう

ワザモノ編集部

2020-11-21

わたしたちの身近にも「トレーサビリティ」の事例が増えてきました。たとえば、スーパーで見かける生鮮食品やお肉などの「私が作りました」といった表記や焼き肉店でのブランド牛認定証や仔牛登記書掲示などです。

そして、トレーサビリティは物流業界においても重要なポイントです。今回は、物流業界におけるトレーサビリティについて、実践例を中心に解説します。

 

トレーサビリティとは?

トレーサビリティとは、直訳すると「追跡可能性」です。

 

具体的には、消費者に販売する商品の原材料をいつ・どこで・誰が・どのように生産したのかを明らかにします。さらには、産地だけでなく加工を含めた全工程まで追求します。

 

いざというとき追跡を可能にするために、企業は社内だけでなくサプライヤー・流通チャネル・物流業者・エンドユーザーまで巻き込んでトレーサビリティ体制を構築する必要があるのです。

 

同時に、トレーサビリティは単純に線で追跡するだけではありません。品質トラブルなど問題が起こった時に早期の原因究明・対策実行につながるためには、面でのトレーサビリティが欠かせません。

 

たとえば、農産物なら、どこで作られたかだけではなく農薬の使用基準・苗の入手先・耕作土壌などを系統だててトレースできる体制を構築します。

 

なぜトレーサビリティが大切なのか

消費者の安全安心を守るチェーントレーサビリティ

・食材がどこで作られ加工されてきたかがわかれば消費者の安心につながる。またレストランなどにおいては、消費者に提供する食材のトレーサビリティがわかれば食事を提供する企業も安心できる。

 

サプライチェーンに欠かせないトレーサビリティ

有事(不良品の市場回収等)だけでなく、平時(仕様変更)にもトレーサビリティが役に立ちます。たとえば加工食品や化粧品は、消費者が気付かないレベルの「マイナーチェンジ」をしばしば行われています。

 

仕様変更時には、旧仕様の在庫状況確認が不可欠で、そのためにもトレーサビリティが重要なのです。

 

トレーサビリティを構築するために必要なこと

サプライヤーからエンドユーザーまでトレースする

トレーサビリティを構築するためには、社内だけでなくサプライヤー・流通チャネル・物流業者・エンドユーザーまで巻き込んで構築する必要があります。

 

線ではなく面で抑えるトレーサビリティマトリクス

たとえば農産物なら、どこで作られたかだけではなく農薬の使用基準・苗の入手先・耕作土壌などを系統だててトレースできる体制を構築することが重要です。

これは、品質トラブルなど問題が起こった時に早期の原因究明・対策実行につながります。

 

トレーサビリティで製品の流れを確認する2つの方法

確認方法1:トレースバック

トレースバックは、エンドユーザーからのクレームで異物混入がわかった場合、流通経路を遡ってどこで異物が混入したかを探ります。

 

確認方法2:トレースフォード

一方でトレースフォワードは、品質不良を工場で発見したら、流通経路のどこに出回っているのか確認し回収します。

 

トレースバックとトレースフォワードはトレーサビリティを支える車の両輪

このトレースバックとトレースフォードの両者は、トレーサビリティを支える車の両輪なのです。

 

物流業界におけるトレーサビリティの現状

RFID・ICタグとトレーサビリティ

RFIDとは交通系カードのような非接触型電子システムの総称、ICタグとはRFIDの一環を構成するツールであり、製商品に添付し情報を伝達します。

 

ICタグには製造番号・ロット、ストックポイント、販売先、流通加工場所等がインプットされ、流通経路のどこであってもトレースバック・トレースフォワードを可能としています。

 

トレーサビリティにとって、RFIDやICタグはなくてはならない存在なのです

 

ITテクノロジーとトレーサビリティ

最近では、IoT(Internet of  Things)活用も進んでいます。IoTとはさまざまなセンサーに通信機能を持たせネットに接続することにより、効率的な制御を可能にするシステムです。

 

今まではセンサーデバイス・メインフレーム・プロセスこんぴゅーt-でバラバラに管理されていた情報が、統合管理できるようになりました。

 

工場・サプライヤー・ストックポイントにおける様々な生産・物流現場情報(温度管理・機器稼働状況・設備不具合等)の制御も可能になり、トレーサビリティ向上にも寄与しています。

 

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経営者はトレーサビリティをどのようにとらえるべきか…法的・社会的な要請があるからやむを得ず対応するが生産性悪化は極力避けたいと考えるのでしょうか。

 

トレーサビリティに積極的に取り組めば、顧客とのリレーション強化・深化につながるプラスメリットも期待できます。加えてITテクノロジーを上手に駆使すれば、生産性の維持も可能です。

 

つまりトレーサビリティは、前向きにとらえれば企業のビジョンや戦略に貢献する存在なのです。

 

ニューウェイは、これまで培ってきたノウハウと物流力をもとに、お客様企業のムダを削減するとともに、よりよい物流システム構築のためのアドバイスやご提案をさせていただきます!

 

450名の自社スタッフ・19の物流拠点・流通加工など豊富な周辺サービスがお客さまをサポートします。

 

もちろん、各物流拠点における検品徹底と、管理スタッフによるマネジメントを通じ、お客さまのトレーサビリティを支援する体制も整っています。

 

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